海外ラーメン開業のトラブル!よくあるトラブルと回避方法をベテラン海外開業プロデューサーが解説!

海外でラーメン開業した後に起こるトラブル。ほとんどの原因が人に関係しています。ここでは実際に起こったトラブルから回避するための方法、解消法まで具体的に解説します!

プライベートな質問はNGって本当?

海外でビジネスをやる上で一番トラブルの原因になりやすいものは人です。
面接でもそうですし教育の面でも気を付けていかなければいけません。

分かりやすいもので言うと、例えば面接でのプライベートな質問は絶対にNGです。
日本でも「彼氏いるの?彼女いるの?」はあまり聞かないかもしれませんが、「結婚してるの?」も海外では聞いてはいけません。
他にも「歳はおいくつですか?」という質問もNGです。履歴書にも歳を書く欄はありませんし、実は写真を貼る欄もないんです。

あと絶対に気を付けてほしいのが、「何人ですか?」と聞かないこと。日本だと、例えば目が青かったりしたら「何人なの?ハーフなの?」って思わず聞いてしまう人も多いかと思いますが、海外では絶対に聞いてはいけません。それって働く上で関係ないですもんね。
他にも宗教や肌の色なども聞いてはダメです。
基本的には仕事と関係ないプライベートな質問はNGだと思っていてください。

一緒に働いていって仲良くなっていったら聞いても問題ないですが、話のとっかかりレベルでそういった質問をすると大変なこと(訴訟など)になるのでやめましょう。
日本人にとっては最初は難しいかもしれませんが、しっかり学んでいけば大丈夫です。

やっぱりハラスメント系は厳しい?

ハラスメント系は日本よりもかなり厳しいです。
日本でも今は30種類くらい「○○ハラ」という言葉がありますが、海外ではそれが当たり前になっています。

よくアメリカ人はハイファイブ(ハイタッチ)やハグをしているイメージがありますが、それも気をつけなければいけません。
というのも実は仲が良くないとあれはトラップになるんです。あまり仲良くない人にハグとかスキンシップをすると、「あの人は私に触ってきた。本当は嫌だけど断ると昇格できなくなる」と言われ訴訟を起こされることがあるんです。
そうするとせっかく頑張って稼いでも弁護士料で月々100万円くらいは無くなってしまいます。訴訟を起こされたら100万円じゃ済まないですからね。1,000万円から最高2億とか、そういった事例もあるので。

社内恋愛が禁止って本当?

特にアメリカでは基本的に社内恋愛はNGというか推奨していません。
だいたいポリシーマニュアルという会社の規定にも載っています。社内恋愛がダメとは書いていないんですが、社内恋愛を推奨しないとなっていますね。

理由としては、セクハラという問題に繋がってしまうからです。
その時付き合っていても別れた時に「本当は嫌だったんだけど、○○さんに言われて仕方なく付き合っていた」とか言われた場合、もうそれだけでセクハラは成立してしまいます。だいたい90%は訴えた側が勝ちますので、数百万円なり数千万円なり会社からもらうことになりますね。一番簡単な訴訟です。
3~4人で徒党を組まれることもあるので注意が必要です。

人間関係のトラブル回避はどうしたらいいの?

人間関係のトラブルは日本より難しいかもしれません。慣れではありますが、そういった時にためにHR(ヒューマンリソース)マネージャー、HRディレクターという人がいます。
年収500万円とか1,000万円ぐらいで雇われているんですが、無法地帯になって毎年何千万円も訴訟されるぐらいなら、1,000万円でも安いものですよね。絶対に訴訟は起こりますから。

というのも飲食関係の仕事は働いてる時間が長かったり、土日が必ず休みではなくバラバラの休みになるので、どうしても社内恋愛が起こりやすい環境になってしまうんです。だから仕方ない部分ではあるんですよね。
なのであまり厳密には言えないんですが、付き合いが発覚した時はどちらかに辞めてもらうこともあります。そうしないと、もし別れた時に会社やどちらかが損することになるかもしれないので。
会社のポリシーを破っているので、誠意をもって話せばわかってくれることも多いです。

時間の感覚のズレって問題になってくる?

国や土地によって変わってきますが、時間の感覚のズレというのはあります。
無断欠勤した次の日に普通に来たりですとか(笑)そういったこともよくありますね。
そういったことで言うと、お客様を待たせても普通みたいなところもあります。ただお客様は待つのが普通かと言ったらそうでもないこともあるので、そこは注意が必要です。

お客様の方の時間感覚で言うと、予約の時間に来ないことがよくあります。
うちはラーメン屋なのでちょっと変わってきますが、だいたい予約に関いては20分はホールディングタイムだと考えた方が良いですね。必ず遅れてくる人がいるので。
ただそうするとお店の回転率にも響いてきてしまうので、予約の際には電話で「20分経っても揃わない時は、待ってる他のお客様を入れますがご了承いただけますか?」と断りを入れておくことで、そういったトラブルを回避することができます。
誠意をもってコミュニケーションを取ることが大切ですよね。

時間の感覚のズレはどうやって解消するの?

従業員が来ないといったトラブルも「○○さんがいるから遅れないようにしないと」「○○さんのためにちゃんと働こう」みたいな感覚にさせるのがトラブル回避のポイントかもしれません。
だから普段からそういったフォローをしたりコミュニケーションを取ったりすることが大事です。
例えば遅れて来たら「遅れても来てくれてありがとう」とか「朝何かあったの?」なんて言ったり、来なかった時は「あなたの変わりは誰もいないんだよ」と言ったりなど、これはアジアの国なんかでも一緒ですね。

あとは上にも下にもそういった意識を持って接することが必要です。
ただあまり近すぎてしまうと友達みたいな感覚で言うことを聞かなくなる時もあるので、そこは注意してください。
日本との感覚の違いに難しいと感じるかもしれません。ですが何年か海外でやっていって、いい上司に恵まれれば自然とそういったことも学んでいけると思います。


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