ラーメン&飲食店舗の物件情報の見かた解説♪ラーメン開業のプロと一緒に物件情報をチェックしよう!

物件探しのプロは物件情報をどうやってチェックしているのか?
実際にある物件情報を見ながらプロはどんなところをチェックしているのか具体的に解説します!

立地、賃料のチェックポイントとは?

物件情報のチェックは順番に見ていきます。
まずは立地から。最寄駅と通りなんかもチェックします。
この立地で人通りがあるのかなどは、実際に現地調査をして確認するので、物件情報を見る時点ではあまり問題ではありません。

他に見るポイントとしては、面積と家賃ですね。
家賃は相場に対して高いのであれば交渉できるのですが、相場通りで高いとなかなか下がらないので注意が必要です。
あと賃料の他に共益費が別途かかる物件も注意が必要ですね。家賃が払えるなと感じる金額でも、それにプラスして毎月共益費がかかってくると、これが結構重かったりします。

あとたまに賃料が「相談」になっている物件情報もあります。
これは前のお店がまだ撤退していなくて決まっていないというパターンと、とてつもなく高いので相談にしているパターンとあります。
あまりにも高いのとそれだけで弾かれちゃうので、まず興味を持って話を進めるために隠しているってことですね。

もうひとつ、保証金と減価償却もチェックを忘れないでください。
ここは少ないに越したことはないです。ただ保証金が少なくても礼金が付いてきてトータルではあまり変わらないということもありますので気をつけましょう。

居抜きの場合のチェックポイントは?

次に居抜きの場合、現況が何店なのかも確認してください。
ラーメンは重飲食なので、できれば前もラーメンや焼肉などの重飲食の方がいいですね。飲食の居抜きの場合、ダクトや給排水、グリストラップが使えるかもしれないので、そこは内見の時に不動産会社さん確認しましょう。

現況が飲食でなかった場合でも、例えば現況が眼鏡屋さんで半年しか営業しておらず、その前がラーメン屋でしたってなると実はインフラが残っていたりすることもあります。
ただ前のお店が長く飲食以外のお店をやっていた場合、給排水やダクトとかは期待できなくなりますね。

地下と1階の一括貸しってどうなの?

たまに1階と地下1階を一括貸しで出している物件もあります。
そういった場合、地下1階はほぼ使えないと思っておいた方がいいです。
というのも今は特にコロナの影響で、換気がしにくい地下はお客様が避ける傾向になっているんですね。なのでそういった場合は、潔く倉庫や事務所に使った方がいいと思います。
とすると1階の面積だけで、全ての賃料が払えるだけの売上が取れるかどうか計算することになります。


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