ラーメン開業で物件が決まらない理由解説!良い物件を早く探す成功方法、プロが教えます!

ラーメンで開業する最初の1歩である物件探しですが、1年経っても2年経っても物件が見つからない…なんて人も実は少なくありません!でも物件が見つからないのには理由があるんです。
良い物件を早く見つけて開業する方法、物件探しで陥りがちな罠について大公開です!

物件選びで陥りがちなこととは?

最初の時点での話なんですが、地域を限定してしまうこと、これが機会を逃す一番の理由になります。
例えば町田に住んでいるから町田近辺で探したり、町田に1号店があるから次も町田がいい、というように地域を狭めてしまうと、物件はご縁のものなので1年2年出てこないということがザラにあります。
ですので町田なら町田を第1希望にして、第2希望を広く持ち、その第2希望の中で第1希望を超えるような物件があったら、そこで契約をするというような網を張った方が良いですね。

どうしても知っている町から物件を探したくなってしまうと思うんですが、物件が出たら直接見に行って、どんな町なのかその物件から見える街並みを見て、ここがいいか悪いかをキチンと判断していくと良いと思います。

希望地域にこだわりすぎない方がいいのはなんで?

物件を探し始める時に、まず地域を限定してこだわり、それ以外の地域の物件には興味を持たないという考えは止めた方がいいです。
希望地域を限定してそれ以外の地域の物件は見ないということをしてしまうと、例えば実は希望地域の隣の市に良い物件があったとしても、それを逃してしまうことに繋がるからです。それってとてももったいないですよね?
そういう機会ロスを起こしてしまう可能性があるので、地域を限定するのはオススメしません。

さらに加えて新たな発見がないということがあります。
知っている街は色々知っている分、良いところだけではなく悪いところも知ってしまっていますよね。例えば、せっかく全体を見れば良い条件の物件があったとしても、少しでもマイナス部分があればそのマイナス部分の方が印象に残りやすくなってしまうんです。
それが知らない町に行くことで、「こんなところにこんないい町があるんだ!」「こんな良い物件があった!」そんな感動があることで契約がしやすくなります。知らないが故に先入観がないから良いところをしっかり見ることができるんですね。

僕らが物件を探しているお客様にお話ししているたとえ話があります。例えばずっと同じ人と長く付き合ったのに結局その人と結婚しなかった人って、次に付き合った人とすぐに結婚したりするじゃないですか。それと同じですって。やはり長く付き合うとどうしても悪い部分も見えてきますし、結婚生活も想像できてしまいます。それがあまり知らない人だと知らないことも多いし色んなことが新鮮に感じられますよね?その心理です、と言うと、物件を探している方にも、知らない町もいいのかもしれないな、と理解してもらえますね。

希望地域以外に出店している人の方が多いって本当?

僕の担当した個人のお客様の開業でいうと、約6割が当初の希望地域以外で出店しています。半分以上の方が新たな地域に出会って、そこでお店を出しているんですね。
もちろん最初は皆さん構えているというか、考えてもいなかったという反応をされます。ですが、アドバイスされたからには見ておこうかってぐらいの気持ちで見てみたら、この地域面白いじゃんってなることがよくあります。
やはり選択肢が多いほど物件は決まりやすいです。

余談なんですが、物件選びで陥りがちなことの時に町田の例えを出しましたけど、それは弊社社長の田川が11年前に僕と出会った時に言っていたことなんです。
町田商店なんだから町田でやりたいと。でもそれだと機会を逃しますよと言って東京都全域で見てもらったんです。それで2号店が代々木になりました。3号店が矢部という町田から近いところ、4号店が綱島、5号店が横浜となっていくんですけど、もし町田だけで見ていたら1年2年出れてなかったかもしれないです。

でも個人の方は特に自分の知っている町以外で探そうとまず思えないですよね。どうやって探すんだろうってなってしまうし、探したところでやっぱりよくわからないしで、選択肢に入れないんです。ただそうなっちゃうとなかなか物件が見つからなくなってしまいます。難しいと思いますが、僕らもサポートさせていただきますので、是非選択肢は広く持っていてほしいなと思います。

物件探しはいつぐらいから始めた方がいいの?

物件を探し始める時って、だいたい開業の準備が整っていて資金があったり、2号店を出す時は1号店で社員を抱えていたり、その必要以上の経費をかけながら待つということになります。
なので物件探しがこんなに難しいって、探し始めてから感じる方が多いです。

物件を探し始める理想のタイミングは、開業のだいたい6か月前ぐらいですね。何故なら、撤退するテナントさんは6か月前に解約申請を出すからです。今解約申請が出された物件は6か月後に空くので、その物件を3か月前に見つけて契約をして、ちょうど6か月後に開業する、というのがベストなスケジュールになります。
やはりどうしても時間はかかってしまうので、物件探しの時間は長く見ておいた方がいいです。

6か月物件を探して見つからなかったら開業をやめると言っていた方が、6か月経って次の日に決まったこともありますし、引きの良い方は1週間でポンっと決まったりと、本当にご縁なんですね、物件って。

物件選びが上手くいかなくて開業を諦める人もいる?

物件探しで悩んで開業をやめるって方もいます。
だいたい2割ぐらいの方がやめられていると思います。中には開業資金にかかる現実を見てちょっと気持ちが弱くなってしまってという方もいますが、物件が見つからなくてそのストレスで開業を諦めるって方もいますね。

なかなか良い物件に巡り合えないと、物件を探している時間で何か他の仕事ができるんじゃないかって考えてしまったり、先が見えない不安が強くなってしまいます。
そういう時はひとりで悩まずに、是非僕らに相談してください。今までの経験に基づいたアドバイスをさせていただきます。


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