ラーメン店の労働時間〜良い労働環境の作り方〜

ラーメン屋といえば働き方が超ブラック!朝は早くて夜は遅い…場合によっては24時間営業、3時間睡眠もあり得るんじゃない?そんなイメージを持っている人は少なくないと思います。
では実際にラーメン屋さんの労働環境は過酷なのか…というと、その状況はかなり変わってきています。給与面や福利厚生が充実したり、休日や休暇がしっかりと取れるお店も増えているんです。
ここではギフトの直営店とラーメン開業プロデュース先のお店の実際の働き方をご紹介しながらラーメン店の労働時間についてお話ししたいと思います!


ラーメン店の営業時間

ラーメン店の営業時間はそれぞれのお店のスタイルや立地によって変わってきますが、家系ラーメンの場合は夜中まで営業しているところも多いですよね。ギフト直営の横浜家系ラーメン店の場合は駅前店では深夜1〜3時までといった深夜帯まで営業している店舗もあり、終電が終わった後もう少し営業しているというイメージです。
ですが地方のロードサイド店の場合、ターゲットになる客層が活動していなければそこまで遅い時間の営業はしていません。もっと早くに営業終了しています。
最近は全国各地の地方の店舗が増えてきたのもあって、ギフトの直営店の営業時間は平均すると11:00〜22:00、23:00という感じになっているようです。

実際の労働時間はどれくらい?

やはりそれぞれのお店・会社によって多少違ってはきますが、ギフトの直営店の場合は週休2日は取りましょう!と言って休みを取っています。飲食という仕事なので一般的なサラリーマンのように土日休みとはいきませんが、週休2日で労働時間も長くても1日10時間くらいで帰るといったルールを作りがされています。
飲食業界全体の中でも割と珍しいですが、月の労働時間や残業時間は法定基準を守れるように徹底した働き方ができる環境。飲食業という職業柄お客さんがたくさん入る時期やタイミングによっては残業が必要になる事はあっても、自分の時間を全て捧げるような働き方は不要なんですね。

出勤から退勤までの流れ

ギフトの直営店の場合を見てみると、11:00に営業開始ならば最初に入るスタッフは9:30〜10:00くらいに準備に入ります。営業のピークはランチ時から14:30や15:00くらいまで続くのでその間はみんなで頑張って働いて、それから朝から入ったスタッフは1時間の休憩。その後16:00くらいからは夜の営業のための準備に入っていくという流れです。朝から入っているスタッフは、夜のピークが始まる前の18:00〜19:00くらいには上がるというのが目標になっています。
朝から入って夜のピークの前に帰るメンバーとお昼頃に入って閉店まで働くメンバーという構成で働いているので、労働時間をうまくコントロールできているんです。

ワンオペ営業はあり得るのか?

以前飲食店での『ワンオペ営業』が話題になったことがありましたが、実際にワンオペというのはあり得るんでしょうか?これに関してはギフトの直営店では基本的にはありません。シフトの切り替えなどの理由でスタッフが1人になる時間帯はどうしても出てきますが、シフトの組み方もオープンから夕方まで組と昼からクローズまで組の構成にしているので意図的にワンオペの環境を作るようなことはないんです。
深夜は1人で営業して!なんてことはありませんから、安心してください。

ワンオペの有無は売り上げ次第

世の中のラーメン店の中には売り上げが下がっていてアイドルタイムにスタッフ1人で営業している…というパターンも中にはあって、月の売り上げが300万円代くらいのお店だとそういった営業もあり得ると思います。
ギフト直営店の実例で考えるとワンオペでもお店を回せるのは1時間の売り上げが1万円くらいが目安になります。お客さんの数で言うと、1時間の来店が10人程度ならスタッフ1人でもなんとかいけるかな?というイメージです。
お客さんが何人入るか、どれくらいの売り上げになるか、そういう基準に合わせてスタッフが何人必要なのかを判断することが必要で、そのラインを間違えるとラーメンの出来も接客もお店の雰囲気も全体的なクオリティーが下がって悪い結果につながってしまいます。
売り上げに見合ったシフトを組む事が大切なので、ギフトのラーメン開業支援ではそういったバランスの取れた人材配置についてもしっかりサポートしています。

ラーメン屋でも週休2日!法定労働!

ラーメン業界はまだまだブラックなイメージが根強く残っていますが、ギフトの横浜家系ラーメンは法定基準を守ったいわゆるホワイトな働き方を目指しています。
土日じゃなくても週休2日!労働時間や残業代も世間一般の常識に合うようにしていかないと、これからますます良い人材に来てもらえなくなるはずですよね。働く人も楽しく、人生を豊かにできるような仕事をしてほしいというのがギフトの仕事環境づくりの根本にあります。ラーメン開業支援はそういった部分を守っていけるような働き方ができる仕組みになっているので、これからはブラックじゃないラーメン屋にぜひ期待してください!

ラーメン屋の労働時間についてはコチラの動画!


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