海外ラーメン展開は日本人のいるエリアがベスト!モールと日系企業のある街はお客さんが入りやすい好立地!

海外でラーメン屋を展開するならやっぱりモールがベスト!人が集まる場所がラーメン屋成功のための立地です!
日系企業の多い場所でもラーメン屋さんは集客しやすい?海外でのラーメン起業と立地について解説します♪

海外で進出することの多いエリアは?

都市部かモールの中なのかエリア的な所と何種類かありますが、日系の会社が多い地区に進出することが多いです。第一ステップとして日本人にウケるような場所に出店をします。そこから、徐々に現地の方達に浸透していきウケてくるのかなと思います。
次に多いのがモールです。モールにオープンする場合「このブランドでいく」とブランドの力でいくのではなく、モールの来館数で知名度を広げます。知名度が広がったら路面店へと拡大していきます。
このように、日系企業の多い場所やモールのように人が多い場所を最初に攻めていくことが多いです。

海外出店での好立地とは?

日本のラーメンの場合、出店は駅前かロードサイドの駐車場が多くある場所です。そもそも海外の場合、電車文化ではないところがあります。電車が発達しているところだとイギリスやニューヨークなどのメトロのある場所で、アジアだとシンガポール・日本・韓国くらいです。このような都市だと駅前やロードサイドの両方がありますが、その他の都市だと駅前はありません。電車文化ではないところは、基本的に車やバイクでモールや路面店に行くことになります。

インドネシアだと渋滞を防ぐためにレストランに寄っていくことがあり、道路の右側か左側のどちらにお店を作るかが大切です。
たとえば、都心から郊外に帰る場合は左側通行なので左側にお店を建てます。帰り際に渋滞がすごく、食べても食べなくても家に着くのが22時くらいになるからと、19時か20時くらいにご飯を食べて22時くらい帰るといったことがあるんです。
このことを知らないで出店すると、同じ地区なのに片方は空いているけど片方は混んでいるといったことがあり失敗する可能性が高くなります。当然、場所は目の前なのに家賃が違ってくることもあるので気をつけなければなりません。
国によって渋滞する場所は違いますが、左側戦略や右側戦略というのを組んで出店するのもありです。
また、時間帯によって昼向きのお店は右側、夜向きのお店は右側といった工夫が必要なこともあります。

出店エリアごとのメリット・デメリットは?

モールにオープンすれば来館してくれる人が多いので認知度が上がりやすく、将来的に路面店にオープンしやすくなるのがメリットです。ただ、最初からブランドがある場合は路面店でもいいです。
個人店になるとモールに入るための資金力がないので路面店や少し日本人が多い日本人街や、施設とは違うところにオープンすることになります。
また、モールに出店する場合、資金的な面でハードルが上がるだけでなく、財団が仕切っていることが多いため、誰でも入れるわけではありません。
企業と違い個人店だと特に入りにくいいですが、有名になると「これくらいの値段で入ってくれませんか?」とオファーがきます。

日本人が多いところに出店するデメリットは?

日本人以外の方達が来店することが少なくなります。日本に興味がある人たちは「そこに行けば日本の何かが手に入る」とお店に行きやすいです。
たとえば、日本の六本木だと外資系のレストランが多く、六本木に行けばアメリカのものが食べれるという感じです。
ラーメン店で考えた場合、出店するなら日本人が多く住んでいるところで、日本系企業があるところにオープンします。知名度が広がってきたら路面店等の人口が多いところに拡大していき、それと同時にモールに入って知名度を上げていく感じです。

理想の立地はモールです。ただ、モールに出店したからといって必ず成功するわけではありません。アメリカだとモールの家賃が高く人が集まらないところもあるので必ず成功するとは言えないんです。
他には、ハワイのワイキキとかもいいですね。ワイキキは『歩き』の文化なので、世界から何億人何万人という人が観光にやって来た上でお店の前を歩いて行き来してくれることになります。そうなるとモールではなく路面店でもとても良い立地なんです。
海外だとモールの力が強いので、路面店から始めたとしてもモールに入ることができるように頑張るといった感じがあります。


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