ラーメン店の正社員の給料額!設定方法紹介!ボーナスは必要?いくら出すべき?そんな疑問に答えます!

ラーメン屋を開く時に決める正社員の給料額。いくらに設定すればいいのかについて解説!給与額からボーナスの決め方までしっかりお話しいたします♪

給料はどうやって決めれば良い?

ラーメン屋で働く従業員さんの給料の決め方ですが、例えば東京などの都市部と地方では当然相場が違います。まずは相場を知ることが大切ですね。
ですが、私は相場より少し高めに設定しても良いのではないかと考えています。

というのは、悔しい話ですがラーメン屋を含め飲食業界で働きたい人という人は少なく、人材がなかなか集まらないという現状があるからです。
相場より給料を高く設定することで人材の獲得率を上げていくことも可能になります。

経験の有無で初任給を変えるべき?

経験の有無によって初任給を変えたほうが良いのか?という問題ですが、これはケースバイケースではあるのですが私個人の意見としては、あまり差をつけなくても良いと考えています。

その理由としては、例えば飲食業の経験者の方でも前職がラーメン屋ではなかった場合に果たしてラーメン屋さんの店長さんとして向いているのかというのは働いてみないと分からない部分が多いからです。

前職の居酒屋では非常に優秀な人材だったかもしれないけれど、ラーメン屋では芽が出ないというパターンなども考えられますよね。面接だけではなかなか見抜けない部分も多いので、平等な条件で採用しても良いと思います。
スタートラインは全員一緒にして、しばらく働いてもらいオーナーさんから見て「この人は優秀だな!」と思う方がいたら給料をどんどん上げていくという方法をおすすめします。

飲食業未経験の方でも、分からないなりに努力されていて非常に飲み込みが早いという方もとても多いです。水を吸収するスポンジのような感じですね。そういった意味では、かえって未経験者の方のほうが優秀な人材になったりする場合もあります。

例えば35歳で「ラーメン屋を15年やっていました」というような方であれば差をつけても良いのかもしれませんが、同い年くらいで社会人経験2~3年くらいであればそこまで差をつける必要な無いのかなと感じます。
飲食業を生業としてされている企業さんの場合は、やはり会社としての色がある程度ついていたります。そこに異なる飲食店経験者の方が入ると自分の企業の色に染めるのはなかなか難しいです。そのような場合は、未経験者の方のほうがすんなりとなじみやすい印象です。

ただ、面接して話をしてみないことにはなかなか見えてこない部分も多いのでぜひいろんな方と面接をしていただき、ご自身の見る目を養っていただければと思います。

ギフトではどんな給与形態なの?

最後に給与形態についてお話します。私たちギフトは、毎月KPI(重要業務評価指標)という指標を元に各店長さんに対して数字で評価を行っています。その数字を元に順位付けを行い、人事考課をして給料をアップさせたりしています。

また、ボーナスについては毎月店長会議をしながらお店の利益額の順位付けをしています。店舗の利益額の10%が店長さんに入るイメージです。それをいわゆるボーナスとして会社から出しています。
仮に月300万円の利益が上がったとしたら、その月は30万円のボーナスが出るということになります。
分け方はお店ごとに異なると思いますが、仮に社員さんが3人いたとしたら順位を決めて、積み立て金30万円のうちで例えば15万円は評価成績1位の方に渡し、10万円を2位の方に、5万円を3位の方に…というイメージですね。

アルバイトさんのボーナスはあるの?

アルバイトさんについてもボーナスはあります。弊社では星取表のようなものを作り、月間で仮に500万円の予算を立て、平日〇円、土日〇円というように日々の予算を設定し、それが達成されたときにボーナスを出すという仕組みです。
一定時間以上働いてくれたアルバイトさんに対しては金一封を渡したり、クオカードを渡したりすることで報酬をお渡ししています。
毎日の目標に対して貢献してくれたアルバイトさんに対してボーナスをお渡しすることで仕事の達成感を感じてもらうことができますし、長時間シフトに入りたいというアルバイトさんが増えるなど、仕事のモチベーションを上げるためのきっかけにもなると思います。


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