東南アジアでラーメン開業!辛くするのが正解?国ごとの好みの味と対応方法について解説します♪

世界各国で味の好みは様々。東南アジアの国の好みの味とラーメンの味のアレンジ方法まで解説します!辛い味、塩味を抑えた味、鶏のスープを使うべき国など各国の食の好みについてご紹介♪

東南アジアで好まれる味って?

東南アジアと言えば暖かい国が多いので、そういった国々というのは全体的に辛めの味が好きです。何故かというと、辛い物を食べていることによって発汗作用が起こって涼しくなるのです。

なので例えばインドとかシンガポールもそうですが、少し味付けは辛いものベースにした方が良いのかなと思います。暑い国は辛い物や酸っぱいものが好きなので、メキシコやシンガポール、インド、ハワイやグアムの人も辛いのが好きです。ラーメンに関しても辛いラーメンの方がウケやすいと思います。

ベトナムなんかで言うと、あそこは南北がすごく長い国なのですが、フォー文化なので薄い味が好きです。なので家系とか鶏白湯のようにとろみがあるというよりは、もっと繊細な透き通った感じの中華そばとかの方がウケるかもしれないですね。

東南アジア以外の国ですが、台湾は面白いことに結構塩味を抑えているような国柄です。韓国は結構北の方ですがキムチ文化なので辛い食べ物は多いですよね。
台湾の人にとって日本のラーメンはすごくしょっぱく感じるようなので、台湾用にタレを工夫して塩味を抑えるようにする人たちは多いです。これは勿論みんなやっている訳ではないです。

韓国でもしラーメンを出すとしたらやはり辛いメニューがメインになってくると思いますが、オリジナルのメニューと辛いのも用意すると良いと思います。例えば家系オリジナルの味と辛い家系の味みたいな感じで2通りのラーメンを用意するといった形です。
韓国も味噌文化なので辛味噌なんかでも行けるのかなと個人的には思っています。
韓国でもラーメン屋さんは出ているのですが、なかなかうまくいかず撤退してきているようなお店が多いですね。
日本食に限らず、現地の韓国料理だったりモノにプライオリティを置くというようなところがあります。なので現地で日本のことをよくわかってる人に委ねて運営してもらうというのが、一番手っ取り早いです。

味の改良をすべき?家系がウケる国に出店すべき?

家系ラーメンで海外に進出する場合は、家系でウケる国に出すのがやっぱり一番最適というかスマートかなと思っております。でもやっぱりその家系のメニュー1個2個だけだと厳しいので、それプラス現地用にアレンジしたようなローカルメニューなども作っていけたらいいかなとも思います。

例えば今直営店があるアメリカで言うと、ローカルメニューとはちょっと違うかもしれないですが色々な種類のラーメンを提供しています。アメリカは人種の坩堝なので、色々と工夫しなければいけません。から揚げとかも人気があるのでから揚げを売っていたりとか、ロール寿司みたいなものを売っていたりとかそういったメニューもあります。
今プロデュース店さんが出店しているフィリピンや台湾のローカルメニューですと、ちょっと辛めにしたメニューなどがあります。

東南アジアの中で家系が合いそうなエリアは?

フィリピンですね。なぜかというと、フィリピンにはポークが大好きな人が多いんです。現地の料理で骨も一緒にグツグツ煮たポークに野菜やリブとかを入れた「シネガン」という料理があるのですが、その料理をご飯と一緒に食べる文化があるんです。まさしく家系で醤油とんこつとライスの組み合わせに似ているところがあり、一番ベストな国だと思います。

〈開業支援のポイント〉
フィリピンは豚を使った料理が国民的なので家系との相性は抜群!


他にもこんな記事がおすすめ♪

飲食店を経営するなら当然毎月売り上げがあって、経費もかかります。そして売り上げか >>続きを読む
日本全国どこに行ってもあって、お客さんがいつも入っている。それがラーメン屋です。 >>続きを読む
ラーメンの繁盛店というとどんな店を思い浮かべますか? 例えばお客さんが沢山入っ >>続きを読む
みなさん。ラーメン屋をやるなら、当然儲かるお店にしたいですよね。では儲かっている >>続きを読む