実際に開業した台湾のラーメン店のオープンから実際の売上げまで、徹底取材で大公開です!
台湾店はどうやってできたの?
元々前職で海外の企業と日本の企業の、飲食業での架け渡しをしていました。
そこでお付き合いのあった台湾の企業様を株式会社ギフトに入ってそのままご紹介したという形になります。
家系ラーメンやりませんか?と話をさせてもらったらトントン拍子で契約まで至って、2021年3月現在、台湾で2店舗運営している状況です。
元々知り合いだったということもあり、スムーズに話が動いたのかなという感じですね。
台湾店の売上はどのぐらい?
台湾店は、南の方に1店舗と中部のちょっと南ぐらいに1店舗あります。
売上でいうと正直そこまで大きい売上ではなくて、日本円にすると1か月で350万~400万程度の売上です。
ですが僕的にはそこそこ売れているかなと思っています、地域的なことを考えると。
台湾って皆さまご存知の通り、台北が都市にあって、あと台中、高雄が非常に有名なんですが、その3都市に入ってない地域に出店しているんですね。
日本でいうなら、東京や大阪ではなく、この県に住んでいる方が読んでると失礼かもしれないんですが、例えば岐阜県とか長野県とか。そこで仮に月300万~400万の売上だったら、全く問題ないというレベルなので、そう考えてもらうとわかりやすいかもしれません。
台湾店は日本の売上と比較しても全く問題のない売上で、しっかり利益が残る状態で運営できています。
台湾店で使う食材は日本から送るの?
台湾にある店舗で使う食材は、日本から送っていません。
実は台湾に株式会社ギフトの協力会社さんがあり、そこが麺・タレ・スープの3種類を製造しているので、そこから台湾の店舗へ納品されるという形になっています。
台湾店舗の食材は台湾国内で製造・出荷を行っているということですね。
台湾店はフランチャイズ?プロデュース店?
台湾に出している店舗に関してはプロデュース店という形です。
ですので店舗名は好きな屋号を使っていただいています。
「元町家」という名前ですね。
台湾の企業様からどういう名前がいいか色々相談を受けた中で、この屋号に決まりました。
オープンする時に大変だったことは?
台湾に限ったことではないのですが、海外に出店する際に一番初めにぶつかるのがやはり言葉の壁ですね。意思疎通を図るのが大変ということがひとつ。
あともうひとつ大変だったのが、日本の文化というか、細かいところだったりこだわるところというのが中々上手く伝わらなかったのが苦労した点です。
理解してもらうためには、やはり何度も言い聞かせる、同じことを何回でも言うということが大事かなと思いました。
オープンする際には僕も実際に行って、オープンサポートで1週間ぐらい台湾のスタッフと一緒に働きました。とても楽しいですよ。
通訳ってつけたりするの?
今回の台湾の企業様は、元々日本の飲食を何店舗か運営されてるところなので、通訳の方が何人かいらっしゃいました。
細かいやり取りはその通訳さんを介して行っていました。
今後海外の問い合わせが来た場合ですが、英語に関しては弊社の海外担当責任者である平野が問題なく対応できるので必要がないと思います。
ただ英語圏以外の国に関しては、通訳が必要になってくるかと思います。