物件探し、仕入れ、研修、そして海外での開業に向いている人の特徴…などなど、海外での家系ラーメン開業とサポートについての情報をお届けします♪
株式会社ギフトの海外支援ってどんなの?
株式会社ギフトの海外支援は、基本的には日本と一緒ですが、海外の場合だと2種類の形があります。日本での開業支援の場合、ラーメンプロデュースと言ってラーメンをプロデュースするという形なんですが、海外では日本と同じラーメンプロデュースという形とフランチャイズ契約という形があります。
フランチャイズ契約の場合、町田商店という屋号を借りて営業することができます。その際には少し多めの加盟金と月々のロイヤリティが発生します。
日本と同じラーメンプロデュースの場合は、海外ということで少しだけ加盟金をいただいて、そこでラーメンの作り方を教えます。
その分材料からということもあるんですがその対価として指導料をいくらかまとめてもらう形になっています。
フランチャイズ契約で必要な加盟金について
フランチャイズ契約の加盟金の金額は国によって変わりますが、だいたい一律500万~1千万強ぐらいになっています。
町田商店というブランドは、日本ではすごくブランド力が高いんですが、世界では、スターバックスさんやケンタッキーさんなどに比べると、まだブランド力が高くありません。
ですので、すごく良心的な加盟金になっていると思います。
実際に今どのくらいオーナーがいるの?
今は海外では4社です。台湾に3社、フィリピンに1社あります。
ですので、ヨーロッパやアメリカの方は開いている状態です。アメリカには直営店がありますが、今のところ関係なく出店することが可能です。
自由にどこでも出店できます。
海外で出店する場合スープやタレはどうなるの?
スープやタレに関しては、日本から送ることもできますし、国にもよりますが、例えばアメリカの場合PBブランドがあるので、現地の工場と提携してそこから仕入れることができます。
直営店と同じようなものを仕入れることになりますね。カナダとかでもそういったことが可能です。
直営店のない国でも現地の工場と契約し、保守契約を結ぶことで、そこから発注することが可能です。その場合オーナーさんが探してももちろんいいですが、我々の方で探してやり取りをすることもやっています。
日本から仕入れると輸送費がかかりコストが2倍、下手すれば3倍になりかねないので、その国の工場と契約したり近くの国から仕入れてもらうのがベストだと思います。日本から送ると時間もかかりますしね。
どういった人が海外に向いているの?
資金があって海外でやりたいって方は結構いるんですが、それだけでは海外でやっていくのは厳しいですね。以前海外に住んでいて、不動産とか人材とかそういうネットワークがあるとか、オペレーション力があるなど実績がある方は向いていると思います。
あと今日本にいる外国人の方、例えばバングラデシュやフィリピン、ベトナムや中国といった国の方々。
母国に帰って「こんなに素晴らしいラーメンをこの国に広めたい」と考えている方などもパートナーとして探しております。
海外でやりたい日本人だけじゃなく、母国でラーメンを広げたいという熱い気持ちを持った外国人とも一緒にやっていきたいと思っています。
実際にどのくらいサポートしてくれるの?
物件などに関しては基本的に地場に強くて自走できる方たちにお任せしていますが、内装や研修に関してはこちらでしっかりとアドバイスやサポートをさせていただきます。
例えばうちにはデザインに関しての基本的なモデルがあるので、それを共有したりですとか、図面を見て「ここはこういう動線にした方が良いですよ」とアドバイスしたりとか、そういった形で支援させていただきます。
実際に開業するとなったら、オープン前に日本に来て数週間研修していただきます。もしビザの関係や言葉の問題、距離の関係で難しければ、台湾だったりフィリピンだったり、またはアメリカだったりに行ってもらう可能性もあるのかなと思いますね。開業サポートという形で1から100まで我々が支援させていただきます。
海外での可能性はどのくらいあるの?
今はまだ4社ですが、これからドンドン海外に広げていきたいと考えています。
日本は少子高齢化ということもありますし、現状飽和状態になってきています。ですが世界に目を向けると、世界ではまだまだ人口は増えているんですね。
日本食はジャパニーズブランドとして今知名度も上がってきていますし、ラーメンはコストパフォーマンスもよく、寒い地域でも通用します。
ですので、これからドンドン世界に広げていくのに適しているのは、ラーメンだと我々は考えているんです。