ポイントをおさえて営業すれば、ラーメン起業はちゃんと儲かる!
順調に店舗拡大を進める店舗と伸び悩む店舗の違いは?
あまり数は多くないのですが、中には僕らがプロデュースをしていくなかで伸び悩む店舗さんもあります。そんな店舗さんの特徴としては、例えばお店に行ったときに覇気がないとか元気がないなどですね。
あとは、いわゆる飲食店でいうQACの部分です。ここの3つができていないというのはやっぱり伸び悩む原因になりやすいです。
別の動画でもお話ししたんですが、メニューのバリエーションを増やしすぎてラーメン屋じゃなくて居酒屋みたいになってしまうなど軸がブレてしまったりすると伸び悩む傾向があるようです。
僕らギフトは提供速度を重視しているんですが、10分だとか15分、またはそれ以上かかる店舗に関しては売り上げが少しずつ減っていく傾向があるのかなと感じています。
QSCに関して起こる問題と解決策は?
QSCに関して一つ事例を挙げると、僕らギフトはお客様が帰るときに店舗の外までお見送りをすることを徹底しています。
ところが中には「ありがとうございます」の声がけがなかったり、お見送りもしていなかったりする店舗さんもあったりするんです。
そういった場合はオーナーさんや店長さんに「ここは直したほうがいいですよ」「もっとこうしたほうが良くなりますよ」というご提案をさせていただいています。どれだけテーブルをキレイに拭くかとか、そういったちょっとした気遣いも大切ですね。
提供速度を上げる方法はあるの?
例えば15分くらいかかっている店舗に関しては、僕たちギフトのメンバーがピークタイムに実際にキッチンに入らせていただいてどうすれば改善できるのか?速度を上げられるのか?を一緒に考えます。
麺のゆで方の順番や出し方など、その辺りのアドバイスをさせていただきながら徐々に速度を上げていくといった感じですね。
問題をひとつひとつ改善していくイメージです。
順調な店舗を維持する秘訣はある?
順調に運営できている店舗を維持していく秘訣としては、先ほど申し上げたようにQSCはもちろんのこと、それにプラスして販促がポイントになってきます。
例えばポイントカードやチラシを有効に活用するなどですね。本当に日々の積み重ねが大事だと考えています。
マンネリ化の対処法は?
毎日同じことをやっていると、どうしても従業員の仕事がマンネリ化してしまいますよね。
そんな時は例えば各仕事を担当する班長を決めて、その人が責任を持って当番表を作成してスタッフを管理してもらうなどの方法がおすすめです。
例えばトイレが汚れていたら、店長からトイレ掃除の班長に対して注意・指導をしてもらいます。そういった形で責任者を立てて仕事を回していくと、マンネリ化も防げるのではと思います。さらに、それに対して頑張った方には給料が上がる仕組みにするなど評価制を導入することでさらに従業員のやる気がアップするのではないでしょうか。