ラーメン屋で開業するならメニュー少なめがオススメ!メニューを増やすリスクについて解説します!

ラーメン屋を開く時に『どんなメニューを用意するか』は重要なポイントです。バラエティ豊かなメニュー構成にすべきなのか…軸のラーメンに絞るのか…悩ましいポイントだと思います。特に始めてのラーメン店開業なら基準が分かりませんよね。
そこで今回はメニュー数とメニューの決め方について聞いてきました!駅前店とロードサイド店の両方のパターンをご紹介します。♪

ラーメン屋のメニュー数は多い方がいいの?

ラーメン屋さんのメニュー数については、駅前店とロードサイド店では少し変わってきます。
さらにメニューはただ増やせばいいというものではありません。
軸となるメニューがあって、例えばひとつのラーメンに対してトッピングを変えたりバリエーションを増やしながらメニューは絞る、という形の方が良いと考えています。

ラーメンのメニュー数はどのくらいあるの?

町田商店は味が塩と醤油と2種類あります。それら定番のラーメンに対してMAXラーメンという全のせラーメンがあって、それから味玉、ネギ、ほうれん草、うずらという形でだいたい7種類から8種類くらいそれぞれ個別のトッピングがあります。
そこに限定メニューが1、2個有りますので10種類くらいですかね。10種類×味が2種類、20通りという形です。そのくらいの数にした方がいいと思ってます。
通常、家系の看板を見て全然違うメニュー、例えばカレーラーメンを食べましょうという風にはならないでしょうし、しっかり家系ラーメンを営業された方がいいと考えています。
というのはメニューを倍に増やしたからといって売り上げが倍になるということでもないからです。
逆にメニュー数を増やしすぎて家系ラーメンの軸からぶれてしまうと、売上は下がる可能性もあります。

ロードサイド店のメニュー数はどれくらい?

ロードサイド店はやはり家族連れが非常に多い立地となりますので、子供用のメニューを作ったり餃子とラーメンのセットにしたりと家族みんなで食べれるようなメニューの打ち出し方も行っています。
家系ラーメンの軸はぶらさないですが、ロードサイド店では家族向けのメニューが増えることによって必然的にメニュー数は増えます。

その他にもロードサイド店がメニュー数が増えるというのはキッチンが広いことも要因の1つかもしれません。駅前店だと当然家賃も高いので、なるべくコンパクトなキッチンにしたいというのがあります。

メニュー数とキッチンの広さはどう関係するの?

例えばギフトの直営店でロードサイド店だと絶対唐揚げがありますが、逆に駅前店だと唐揚げはほぼありません。
ひとつは場所が狭いというのでフライヤーを入れていない、ということもあります。他にはフライヤーを入れるのに20万、30万と初期投資の金額もかかってくるからです。
そのため駅前店では今のところ唐揚げは行っていません。

もうひとつの理由は人の配置に関してです。ロードサイド店は広いので「焼き場」と「盛り付け場」という形で分かれています。
駅前店の場合は基本的に同じ人がそこの担当ということはなく、流動的にポジションを変えていきます。
駅前店ではポジションを少なくコンパクトにする意味でもメニュー数を減らしている、というところはあるかもしれません。


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