海外開業で食材はどう仕入れるのか!?開業支援で仕入れの負担軽減&海外でウケるラーメンを作ろう!|

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外展開した時スープやタレはどう送られてくるの?

株式会社ギフトの開業支援やフランチャイズで海外にお店を出した場合、スープやタレをどのように仕入れるかは時と場合によって変わります。
1号店に関しては、最初から日本から送るバージョンもありますし、現地で仕入れるバージョンもあります。現地で仕入れるバージョンというのは「OEM」と言いまして、工場と提携してレシピを渡し、そこで保守契約を交わして、提携先の工場から発注するという形になります。
その場合の契約は株式会社ギフトと現地の工場で結ばせていただいています。

ただスープ・タレ・麺は日本の開業支援と同じ形で必須になってきますが、その他の野菜であったりチャーシューなどのお肉系は現地生産という形になっています。

海外の協力工場はどのくらいあるの?

今現在、協力工場があるのが、台湾やフィリピン、アメリカになります。
ただその他にもまだ稼働はしていないのですが、ヨーロッパの一部の国やインドネシアにも工場を構えています。
ですので、実際に協力工場のある国でオープンする場合、そこからスープやタレを仕入れることが可能です。

海外で作るラーメンは日本と同じ味になる?

海外で作ったものと日本で作ったものが全く同じ味かと言われると、厳密に言えば多少の味の違いが出てきます。
何故なら材料が違ってくるからです。味の成分表いわゆる企画書のようなものを渡して現地で作っていただくんですが、やはりどうしても使う食材、材料が日本と違うので、そこで味の違いが生じてきます。それこそ水が違うだけでも味が変わってしまうくらいスープは繊細なものになっているんです。

国によって味はローカライズされるの?

出店する国によってラーメンの味をローカライズすることもありますし、現地だけの限定メニューを作ることも可能です。むしろ弊社では推奨しています。
ですので日本の町田商店では食べられないメニューが実は海外の町田商店にはありますよ。

・日本のラーメンをそのまま提供しても受けないって本当?

日本のラーメンの味そのままものを現地の方に受け入れてもらえるかというと、正直なかなか難しいと思います。やはりローカライズして現地の方の舌に合わせる必要が出てきますね。
例えばアメリカでいえば、ラーメンの専門店ではまだまだ通用しない部分があるので、ラーメンだけでなく唐揚げなど別の日本食をサイドメニューとして出したりしています。
他にもインドネシアやマレーシア、サウジアラビアなど中東系ですとイスラムの国なので豚骨を使うことができません。ですので鶏白湯などの鶏系ラーメンを提供することを考えています。
そういった国によっては使えない食材が出てくるので、その点を考慮した商品作りが大切になってきます。弊社の開発部門、商品部では、常日頃から味の研究・開発をしていますので、そういった様々なケースに対応することができるようになっています。

海外だとラーメンはファストフードではない?

日本の場合ラーメン屋さんはファストフードの立ち位置で、食べ終わったらすぐに帰るものだと思います。しかし海外の特にヨーロッパやアメリカ圏の場合、ラーメンを食べながら飲んで会話してゆっくりと楽しむという文化があります。ファストフードというより、どちらかというとダイニング系の立ち位置になっているんですね。
ですので日本の場合30分くらいの回転率だと思うんですが、向こうだと1時間や2時間という回転率になります。なので必然的に値段設定も高くなってきますね。

国によって売価は変わってくるの?

国によってラーメンの売価も変わってきます。
例えば東南アジアだと日本と同じ設定で考えてますが、イコール現地の物価で考えたら少し高めの値段設定になっています。
ヨーロッパなどですと日本の1.5倍くらいの1杯1200円ほどに設定しています。ただ長居する分、お酒やサイドメニューも出るので、客単価は日本の倍くらいになることも多いです。


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