ラーメン屋のNG物件の3大条件!選んじゃダメな物件の見分け方教えます!

ラーメン開業の物件選びは絶対に失敗したくないですよね。初めて開業する人や店舗展開に慣れていない人は、どんな物件が選んじゃダメな物件なのか?何に気をつけるべきなのか?をぜひ知っておきましょう!
こんな物件は選ぶな!というNGパターンを店舗不動産のプロが解説します!

空中階はやはり避けた方がいい?

1階以外の物件はまず選ばない方がいいと思います。
2階3階、あと地下もですね。

やはりラーメンはファストフードなので、1階に導入がなければまず難しいと考えてください。
2階や地下にお店があって繁盛しているラーメン屋さんもあるにはあります。それだけの目的意識があって集客できる自信があればいいと思うんですが、実際に成り立っているのは一部のチェーン店ぐらいです。
ですので、お客様が「あそこのお店に行くぞ」という目的意識を持って来店してもらえるぐらいのレベルでないと、空中階は避けた方がいいと思います。

更に言うと、空中階でも戦えるほど集客できるのであれば、駅から思い切り離れた賃料の安いところでもお客様は来るので、そうした方がいいと思いますね。わざわざ繁華街の空中階でそれなりの家賃を出す必要はないです。

賃料が高すぎるところはダメ?

賃料が高すぎるところも避けた方がいいと思います。
賃料が高いところは確かに物件は良いし、こんなところでやってみたいという気持ちになるのは分かります。ですが売上に合わせた賃料設定というのはとても大事で、1~2店舗の状態であれば50万~60万の賃料を超えてくると、上手くいかなかった時に取り返しがつかなくなってしまいます。工夫でなんとかなるレベルではなくなってくるんですね。
ですので、家賃の適正は20万~30万が望ましいです。

ただそうすると希望の場所が望めなくなる可能性もありますが、30万を超えてくる場合、それなりに勝てると自信のある立地にした方がいいと思います。
そうしないと上手くいかなかった時のダメージが大きすぎます。初期投資もかかりますしね。

駅から近い方がいいのはなんで?

駅から遠すぎるところは避けた方がいいです。
仮に少しは人通りがあったとしても、駅から遠いことで家賃が安いというメリットはありますが、できるだけ避けた方がいいと思います。
何故なら、とにかく求人に苦戦するからです。

同じ街で同じ業種、例えば新橋でラーメン屋さんで働こうと求人に応募してくる人は、基本的に新橋の駅から近いラーメン屋さんから面接に行きます。そこでだいたい決まります。決まらなかったら、ちょっと遠くても…ということになるので、選択肢として後の方にされてしまうんですね。
駅から遠いお店に最初から応募してくれるのは、近くに住んでいる人ぐらいなので、やはり絶対数が少なくなります。
どこのラーメン屋さんもそうだと思うんですが、ラーメン屋さんは人が本当に必要なので、人が採りやすい場所というのも考えて物件を選ばなくてはいけません。

そこの物件で売れるのか、求人は集まるのか、バランスを取ることが物件選びで大事になってきます。


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