ラーメン開業に必要なスタッフ数は?正社員とアルバイトの必要人数を具体的に解説します!

初めてのラーメン開業で悩むスタッフ雇用について解説!
正社員の数は?アルバイトの採用は?人員配置や人を増やすタイミングまで詳しく紹介いたします!

社員1人につきアルバイト何人対応できるの?

売り上げに応じて社員数を配置します。売り上げ300万円くらいで社員1人につき、アルバイト10人くらいであれば問題ありません。社員1人の時の休みはアルバイトが代わりにお店を回します。アルバイトが育たないとそれができない状況になってしまいますので、そこは店長の腕の見せ所です。自分の休みをとるためにも素早く教えて、店舗を1人で回せる人をいっぱい作るのも店長の仕事でもあります。

社員を増やすタイミングの目安は?

売り上げが500万円くらいになると、1日の来客数が170人くらいになり社員1人で対応するのは厳しくなってきます。そのため、社員1人で対応するのが厳しくなってくる500万円くらいが社員2人目を雇う目安です。
売り上げが高くなるとアルバイトが増えるのでシフト作成や発注などラーメン作り以外の業務が増えてきて、社員1人だと負担が大きくなるのでもう1人入れる形になります。社員が2人になればアルバイトは20人くらいの在籍になるので、社員1人につきアルバイト10人って形になります。

社員には平社員、店長以外に役職はあるの?

組織が大きくなれば、いろいろな役職があります。
例えばプロデュース店で1店舗目で売り上げが500万円と仮定した場合は、店長(チーフ)と一般社員というのが一つのパターンかなと思います。副店長の登場タイミングは企業によってさまざまです。
オーナーによっては社員が仕事ができるようになってきたら、店長はすでにいるので店長並みの仕事ができる場合には副店長に上げていたり、2号店が次に計画された時に2号店の店長として迎え入れるために副店長に上げることがあります。
このように、役職は企業によってバラバラです。

アルバイトの場合は役職は必要なの?

必要か不必要か聞かれると必要だと思っています。
社員の休みにアルバイトが入ることがありますが、その時に責任を持ってお店を運営してもらうためにも役職をつけたり時給を上げたりしてアルバイトの責任感を上げるのも重要です。
社員並みに仕事ができるとなると、他のアルバイトと比べて時給が高くなることが当然起こってきます。このようにアルバイトの中でも時給の差をつけてもいいかなと思っています。

アルバイトの能力の判断はどうやるの?

アルバイトの仕事ができる・できないは指標を目安に評価をしています。
プロデュース店や直営店でも実際運用していますが、洗い場・ホール・ラーメン作る場所など、各ポジションごとに〇〇ができるようになったらレベルが1段階上がりますよ、といった7段階くらいの指標を作っているんです。その7段階の中で平均的に見てできることが増えてに基準に達したら時給が50円上がります、100円上がります、とレベルアップシステムのような形です。

ある程度は見える化しながら評価をする形をプロデュース店にも提案をさせていただいています。
例えば、洗い場だと普通に洗い物ができれば星1になり、洗い物しながらホールがどいう状況か判断したり「いらっしゃいませ」等の声出しができるなど、他の部分がサポートできるようになればランクが上がっていく仕組みです。どんどんポジションが上がっていき、最終的には洗い物マスターみたいな感じになります。このようにスキルの判断の見える化をしておくと給料の差が出ても、いざこざが起こりません。

昔は店長のお気に入りの子は時給が上がり、嫌われると時給が上がらない…みたいな事もあったと思いますが、このようなことがあると他のアルバイトから不満が出てしまいます。
このようなことを避けるために弊社ではポジション取得制度を作り、ランク分け制度を導入しました。項目的には9項目に分けてあり、星がMAXで7個あって全部取ると63個星が取れるように作っています。この制度は社員、アルバイト両方で使っています。


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